LOD チャレンジ 2020 参加レポート
この記事は、Linked Open Data Advent Calendar 2020 の 20 日目の記事です。
参加の経緯
Twitter でお知らせしましたとおり、Linked Open Data チャレンジ Japan 2020(LOD チャレンジ 2020)において、私の開発する『☆ピコピコプラネット☆ SPACE』が、「LODコミュニティ賞」と「楽しくSPARQL賞(B Inc.)」の 2 つの賞を受賞しました。
Linked Open Data チャレンジ Japan 2020 において、私の開発する『☆ピコピコプラネット☆ SPACE』が、「LODコミュニティ賞」と「楽しくSPARQL賞(B Inc.)」の2つの賞を受賞しました。関係者の皆様には、厚く御礼申し上げます。https://t.co/wgdL8sKZ1u
— ふみを (@foooomio) 2020年11月25日
本日(12 月 20 日)LOD チャレンジ 2020 オンライン授賞式シンポジウムが開催され、受賞作品の発表を行いました。
LOD チャレンジについて
LOD チャレンジは、幅広い分野におけるオープンなデータづくりとデータを活用した取り組を表彰するコンテストとして、2011年に日本で初めて開催されました(LOD チャレンジ 2020 開催趣旨より引用)。今年で 9 回目の開催になります。
私がコントリビュートしているプロジェクトのなかでは、croMisa さんの im@sparql が 2018 年にデータセット部門で優秀賞を、みかみんさんの rdflint が 2019 年に基盤技術部門で優秀賞を受賞しています。私が主導して開発しているプロジェクトとしては、今回初めての応募でした。
例年、LOD チャレンジ授賞式シンポジウムは、東京都や神奈川県で開催されてきましたが、今年は昨今の事情により、オンラインで開催されることになりました。京都府在住の私としては、遠征費がかからず参加することができラッキーでした。参加者が製作物を直接触ってみることができるなど、オンラインならではのメリットもありました。
受賞作品について
受賞作品の『☆ピコピコプラネット☆ SPACE』についてですが、SPARQL クエリの共有サイトとなっております。ユーザーが投稿した SPARQL クエリを閲覧したり、実行したりすることができます。詳しくは、授賞式で使用した以下の発表資料をご覧ください。
SPARQL クエリの共有に便利な Web サービスとなっておりますので、ぜひご活用いただければと思います。ご要望・不具合報告などもお気軽にお問い合わせください。
みなさんもぜひご参加を
LOD チャレンジは、きっと来年も開催されると思いますので、興味がある方はぜひご参加ください。LOD を知らなかった方も、この機会にぜひ興味を持っていただければ幸いです。
宣伝
Linked Open Data Advent Calendar 2020 では、執筆者を募集中です。枠はまだまだたくさんありますので、ぜひご参加ください。